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■ 第2回 小布施町の修景まちづくり 2004.5.1
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今回は「街並み修景」をキーワードに、株式会社というユニークな形式にてまちづくりを進めてきた、長野県118市町村の中、最も小さな「小布施町」です。
「㈱ア・ラ・小布施」社長の市村さんと関さんにお話を伺いました。
市村さんは、ソフト、すなわち住民の情熱・努力がハード以上に大切なことを強調されました。 関さんはこの町に来て30年、新生病院勤務を経て、3年前よりア・ラ・小布施の仕事をしておられます。
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市村さんと関さん
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- 1960年代には人口が9,000人に減少し、過疎化対策が行政主導で実行された。関さんによれば30年前のこの町の印象は、山々に囲まれた"チベット"。小布施は栗、りんごなど果樹の町でもあり、車窓からの果樹園の風景が美しい。
- 北斎館(1976年開館)周辺の整備をきっかけとして、「街並み修景事業」、つまり立ち退きなどはしないやさしいまちづくりを、100回の議論を重ねた上、1982年スタート。
- その後、町の人口は12,000人に増え、現在に至っている。
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小布施小径
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- 観光としてのまちづくりではない。景観の修復&生活の場の改善。住民のための住みやすいまちづくりを実践。小布施という土地への限りない愛着が、活動の原点のようだ。
- 丹精込めたわが家の庭を開放し、より多くの人々と一緒に楽しもうと「小布施オープンガーデン」運動が2000年、77軒の参加を得て始まっている。参加家庭の入口、そして小学校玄関にも"Welcome
to My Garden"と書かれた、きれいな案内板が掛けられている。
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オープンガーデン
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- 北斎館はじめ町には16のミュージアム、美術館等があるが、町営は5~6ヶ所であり、残りは全て民営、文化水準の高さを示している。
- この町は銀行、信金、駅舎、小学校まで、周囲の景観にマッチしている。
- 某信金は駐車場に白線を引かず、自然と調和させているが、係の堀内さんによれば「時々誘導に困ることも」と…、これは冗談。
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信金駐車場
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- ㈱ア・ラ・小布施は第三セクターではあるが、町は2株のみの株主であり、実態は民間主導。出資者(現在55人、1株50万円)に対する配当はゼロ、町全体が向上することを楽しみあう。経営は順調。
- 毎年人口の100倍の訪問者があるが、今のところさしたる支障は無いとのこと。中にはゲストハウスに泊まった人が、この町に住みついてしまうケースも…。
- 韓国、ドイツ、イタリア等7ヶ国からの訪問者もあり、ホームステイを楽しんでもらったとのこと。
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ゲストハウス
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- 行政サイドは1990年「うるおいのある美しいまちづくり条例」を制定、第4条に“町民および事業者は、まちづくりの主体者であり、相互に協力するもの”と、また、マニュアルには"屋根の色は黒・濃灰色を基調とし、原色は避ける"とか"古木を切らない"とある。
- 「花さくテーブルトーキング」と称した行政、町民合同の会議も適宜開催、熱い議論をたたかわせている。
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栗ガ丘小学校
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- 最近では、数え切れないほど様々なグループを町民が結成、まちづくりを考えているとのこと。 ---これはすごい
。
- 「安心して老いることのできる町」を目指し、高齢化問題にも取組み始めた。
- 電柱・電線の地中化等課題はまだ残るものの、この町の住民パワーにかかれば、早晩解決されること間違いなし。
- 人々との交流をとおし、まちの生活文化水準を引き上げることが究極の目的。四半世紀にわたるまちづくりの取組みはEndless。(太田正美)
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谷脇街道沿い
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