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アメリカ留学記:ダンス学科に飛込んで
アメリカの授業システムと初日の授業
日本での授業のほとんどは週に1回の90分授業で2単位だったが、アメリカの大学のシステムでは1つの授業が週に2回か3回、それぞれ90分か60分で3単位である。基本的に週に1時間で1単位と計算するようだ。1回の授業の進み具合と宿題の多さには、初め驚いた。勉強をするために来たのだからそれくらいの方がいい!と自分自身を励ますことにしている。日本で学生だったときより勉強しているかも…?!
月曜日はダンスコンディショニング(ダンサーのための、身体のメンテナンス方法の授業)とダンステクニックの授業である。まず全員で自己紹介をした。円になって(30人くらい)、自分の名前を言いながら一振り動きを付ける。一人が動き皆は動きと名前を真似する。それを順繰りにやっていく。動きがあると名前だけを聞くよりもぐっと記憶に残りやすく、また動きを通じた個性も早速出ていた。ダンス専攻らしい、素敵な自己紹介だと思った。コンディショニングの授業は、自分自身の身体の立て直し計画を立て、それを実行していく授業で、途中プレゼンテーションやレポートなどがある。テクニックはほぼ実技のみだが、自分の技術的な目標や改善点などを考えさせるレポートが数本、オーディションで踊ったソロや、最終ソロ課題もある。初日のテクニックの授業では、クラスメイトと二人組になりお互いの動きについて感想を言い合う場面があった。私は先生が言っていることが聞きとれず、パートナーに「What
should I do?」「私、何をすべき?」と正直に訊いたが、嫌な顔せず親切に教えてくれた。
授業後、大学内を一人散策し、Student Learning Center(生徒学習センター)を発見する。これからの私の英語添削にルームメイトのリンジーは強力助人だが、こちらでは英語専攻に属する大学院生が、ライティングの個人指導・添削をしてくれるという。どうすれば個人指導が受けられるのかを尋ねに、オフィスに乗り込んだ。しかし一回に最高何時間までかという質問が英語で言えず、頭をひねった結果、例えば今日2時からなら3時までか?と聞いて、得たい情報を得た。かなりの強行突破であったが、何事も体当たり!と自分に言い聞かせ、行動を起こした自分に花丸をあげた。夕方からの英語のクラスESL*では、「文法を気にせずにとにかく言葉にしなさい。考えていることは素晴らしいから(持ち上げ上手の先生)、とにかく言葉にしなさい」と先生が言って下さった。ライティングスキルを見るため、短いエッセーを書いて提出し、初日は終わった。
*ESL:「English as a second
language」といって、大抵の大学では英語が母語でない学生のための補講クラスが開設されているが、本校では留学生が1%という少なさもあってか、このクラスがなかった。しかし今年からお試しも含め、一クラス開講された。
授業後はホームセンター(Wal-Mart)へ、シャトルを利用して枕やタオルなどを買いに行った。ここで生活するにあたり、食料品および日用品のスーパーの場所は把握しておく必要がある。ひとまずシャトルを利用して行けることが分かったので安心した。また、今日一日を過ごし大学の先生を始めスタッフ皆優しいと思った。言いたいことが言葉にならなかったり、意味不明な英語になってしまったり、スムーズに会話が成り立たないことが大半である。しかしそんな私の言葉を待っていてくれる。私が逆の立場だったらどうだろうか、こんな風に優しい態度で見守って言葉を待てるだろうか。
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