アメリカ留学記:ダンス学科に飛込んで


授業二日目

 朝一番は、私が最も興味のある「子どものダンス」の授業である。将来は学校もしくは学校外でダンスを子どもに教えたいと考えているが、ただ動きを付けて踊るダンスではなく、ダンスの教育的可能性やダンス指導の原則、方法などを学びたいと思っている。アメリカは日本よりも、小学校などの教育におけるダンスでは理論でも実践でも進んでいる。「子どものダンス」の先生は3月のオーディションの時に会っているKenで、彼は大学教員になる前まで実際に小学校でダンスを専門に教えていた、現場の経験を持った人である。この日は私たち生徒が子ども役となりKenがダンス指導をする、実践主体の目から鱗の授業であった。というのは、先生が動きをつけてそれを真似して踊る、そういったダンスの授業ではなく、身体を意識させ身体のコントロール力を身につけさせるというスタンスのものだったからだ。ダンス=楽しいリズムに乗ったダンスもしくは創作ダンスといったものとは全く異なる教育的視点からの授業だった。これこそまさに私が学びたかったものであり、今後の授業展開がとても楽しみになった。初日から早速レポート課題が出たが、もし提出期限が厳しければ、extraの時間をあげる、とKenは言ってくれた。その後Advisorのジュリーと廊下ですれ違ったが、いつでも質問をしに来なさい、あなたの成功(クラス突破)のために私は全力でヘルプする、と言う。昨日に引き続き、なんて素晴らしい先生方なのだろう、と感動した。こんな風に言葉に出してくれると本当に嬉しい。そして自分が頑張ろうと思えば、それを全力で助けてくれ、努力を認めてくれるところなのだと思った。



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