アメリカ留学記:ダンス学科に飛込んで


自動車免許取得に向けて

 身分証明書としてパスポートを持ち歩くのは危険なので、免許を取ってしまおう!(簡単に取れると聞いた上に写真付きの身分証が手に入るので)ということになった。州によって試験の手順は異なるようだが、NY州は筆記テストと5時間の講義、そして路上のテストである。まず筆記テストであるが、日本人の友人から日本語でもテストを受けられると聞いていたので、日本語の試験の仮問題集で勉強して試験当日を迎えた。当日受付で日本語のテストを受けたい、と言うと我々は英語かスペイン語しかないという。・・・・それでは英語にするしかない、とせっかくなので受けてみることにしたが、ウンウン悩みながらテストを終えた。幸いぎりぎり合格だった。「難しかった・・・」と友人に告げると前に居た知らないおじさんが「受かれば皆同じさ!」とのこと。確かにそうだと思い、ここでも運の良さに感謝した。次は5時間の講義である。皆から、何十人か人が居て、何も話す必要はなくただ聞いているだけ、とても退屈であると聞いていたので、気軽な気持ちで乗り込んだが、学校に行ってみるとなんと生徒はたったの5人である。おまけに先生は一人一人質問もしてくる。何を言っているか細かいことが分からず冷や汗をかいたが、一番端に座っていたのが幸いだった。というのは、逆側から順繰りに質問をされることが多かったので、皆の答えを聞いて質問を想像し、回答を考える、という逆戻り想像法で場を切り抜けることができた。ともあれ無事に5時間講習を終え、残すはロードテストとなった。雪が解けた春か夏にでも試験を受けようと思う。日本では免許取得のため20万円~30万円ほど支払った記憶があるが、アメリカでは全て合わせて2~3万円で取れるので驚きである。時間も比べものにならないくらい短い。飛行機代を払ってアメリカに来て数週間住んで免許を取って帰ったら同じくらいの金額になるのでは、と思ってしまった。



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