アメリカ留学記:ダンス学科に飛込んで


ダンスの可能性

 ダンスコンディショニングの最後のプレゼンテーションの課題は、授業を通して気付いたこと、という大きな枠であったため、「言語を超えたダンスの可能性」という気付きに焦点を絞り発表した。アメリカにきて、新しい言葉で自分を表現することは時に難しく、自分が自分でないように感じることがあること、言語がいかに自己認識に大きくかかわっているかということ、しかしその中で、ダンスをしている自分はどこの国に居ても環境が違っても、全く同じであること。更にダンスがいかに私にとってストレス、エネルギーの発散のツールになったかについて述べた。ダンスは「非言語コミュニケーション」の一つであると言われ、これまでもそのことは十分理解しているつもりであった。しかしながら、ここにきて実体験を通し今本当の意味でそれを感じ、理解することができたのである。この経験は時に辛く感じたこともあったが、この年でこのような経験ができたこと自体素晴らしいことであり、今後の私の人生に大きく影響することだと思う。このダンスの持つ可能性の再確認から、改めてダンスの教育的可能性も感じたのである。私は昔、大変エネルギーの強い子どもであった。演技をして踊って歌って、日常的によく動いていた記憶がある。そんな私に母は何か身体運動をさせた方がいいと考えていたようだ。そして私の友人が新体操を始めたのをきっかけに、自分も習いたいと言い出したのが幼稚園の時であった。そこから私のダンスとの関わりが始まるのだが、私にとってダンスはエネルギー発散の大きなツールであった。私のようにエネルギーの強い子どもは特に、エネルギーを発散する所やツールが必要である。私は自分自身の経験から、日常から離れて没頭し我を忘れるような時間が子どもには重要であると考えている。ダンスはそういった意味で大きなエネルギー発散のツールになることに加えて、身体のコントロール方法も学べる教育的可能性も含んだものであると思う。

パフォーマンスのプログラム

コンサートの様子


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