アメリカ留学記:ダンス学科に飛込んで


予想外の展開

 冬休みに入り日本へ帰る3日ほど前、ルームメイト二人(リンジーとステファニー)が部屋の整理整頓を始めた。自分の部屋だけでなく台所用品もまとめているのでただの大掃除ではないと思い、「どこかへ行くの?」と尋ねた。リンジーは他の大学へ、ステファニーは他の部屋へ移ると言う。とても驚いて、「知らなかった!」と言うと、「言うタイミングがなくって」との返事だったが、リンジーは餞別に二人で取った写真を写真立てに入れてプレゼントしてくれた。その後ステファニーとブリジーそれぞれと話をして分かったことは、二人の仲がうまくいってなかったということである。私には皆仲良しに見えていたが、リハーサルや早朝から夜の授業で部屋を空けていることが多く気付かなかった。確かに、ステファニーとリンジーは普段から夜型で、リビングで遅くまでテレビを見たり大声で話したりするため、私は「寝るからね」と床につくことを知らせ、時には「静かにしてほしい」と言ったこともあった。実はブリジーも私と同じ意見だったのである。しかし、さすがに我慢の限界がきたのは、テストやパフォーマンスなどのまとめの最終週までも(皆特に必死に勉強するので、うるさいのはマナー違反である)、彼女たちの行動が変わらなかったことである。私は普段身体を動かすことに加え、何をやるにも沢山の時間がかかるため、睡眠時間をしっかりとらないと身体がもたない。ブリジーと二人で住めたらな~と実は心の中で願っていたので、二人が部屋を出ていくことを知った時大変驚いた。とにもかくにも、春のセメスターは四人部屋にブリジーと二人になったので、アパートはゆっくり休める場所になるだろう。

クリスマスツリー

プレゼントの箱に転じた
我が家のドア

-完-



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