JALスカラシッププログラム50年の歩み

未来を拓く翼を
育て続けて50年

 「JALスカラシッププログラム」は、アジア・オセアニア地域の大学生を日本に招待し、文化体験や交流・学びを通じて国境を越えた「関係・つながり」の創造を促進するプログラムで、2025年に50周年を迎えました。
 同プログラムは、故田中角栄元首相の1974年東南アジア訪問を契機に、当時の日本とアジア諸国との関係改善の機運を受け、JALが1975年に開始しました。当時この取り組みは、戦後の反日感情を克服し交流を通じて友好関係を築くことを目的としていましたが、その後時代のニーズを反映しながら更なるプログラム内容の充実を図り、現在も将来を担う若者を育成することを目指して取り組んでいます。

つながりは、
未来への翼だ。

 50周年の2025年プログラムはSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに掲げ、海外16の国と地域から大学生・大学院生25名、日本からは学生コーディネーターとして大学生・大学院生7名が参加しました。1週間のオンライン研修で基調講演を起点にSDGsに関する基礎的な知識を習得した後、2週間の日本滞在を通じて、海や山の環境問題、食品ロス、ごみ処理といった課題に取り組む自治体や企業を訪問し、フィールドワークやグループディスカッションを重ねながら実践的な学びを深めました。
 プログラムの最終日には、これまでの学びを基に、参加学生が自らの視点でアクションプランを策定・発表しました。国境や文化を越えて共に学び、生活を共にした経験は、参加者同士の強い絆を育み、未来への志を形づくる貴重な機会となりました。

国や地域、世代を超える人生を豊かにする絆

 JALスカラシッププログラムには、この50年間で約1,700名の学生が参加しており、卒業生は世界各国・地域において、閣僚、外交官、財界人、学者、ジャーナリストなど、幅広い分野で活躍しています。彼らの活動は、国際社会の多様な領域において重要な役割を果たし、日本との絆を深める懸け橋となっています。
 各地では同窓会が開催され、国や地域、世代を超えた卒業生同士の交流が今なお続いています。また、50周年の節目に1983~1985年の卒業生が各国から日本に集まり、JAL鳥取社長、JAL財団へご訪問くださいました。時を経ても卒業生の皆さまが絆を持ち、JALスカラシップでの経験を大切に思ってくださることが同プログラムの大切な財産です。

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