活動紹介:地球人育成プログラム 外国人学生に対する研修プログラム

蒲田女子高等学校での国際交流会ハノイ貿易大学 レー ティ フオン クイ

10月30日に蒲田女子高等学校で行われた国際交流イベントの全校集会で、私はベトナム文化について紹介し、日本文化体験として華道の授業と茶道部の活動に参加させていただいた。

ベトナム文化の紹介は全校集会で行われ、私は初めて多くの生徒さんの前で発表する機会を得た。私は生徒さんたちにJAL財団での研修、ベトナムの特徴や言語、伝統的な服装や踊りなどを紹介した。生徒さんたちから「へー」、「なるほど」、「そういうことか」、「ベトナムの料理は美味しそう」などの感想を聞くたびに、少しでもベトナムの文化を伝えることができたのではないかと感じ、何より幸せだった。緊張はあったが、ベトナムとJAL財団の代表として発表するという自覚を持ち、生徒さんや先生方からの積極的な反応や応援に支えられ、最後までやり遂げることができた。

ベトナム文化の紹介

発表が終わった後で、生徒会長から「やはりベトナムと日本とは全然違いますね」という言葉をいただいた。生徒さんたちが両国の違いを認識し、いくつか気付きがあったかなと感じた。異文化に触れるこの機会が、生徒さんたちが自らの海外知識と経験を広げ、海外に興味を持ち、将来の道に役立つことを願っている。

「Nhảy sạp」というベトナムの伝統的な踊りを体験

私も蒲田女子高等学校の生徒さんたちと一緒に、華道と茶道の体験を通じて多くのことを学ぶことができた。

華道は学校の授業として行われ、私もそのクラスに参加した。初めは華道について何も知らなかったが、先生や他の生徒さんたちが優しく教えてくださった。

作品を完成させた後、担当の先生からは他の生徒さんと同様に評価をいただき、最後には自分の作品と他の生徒さんからいただいた花で可愛らしい花籠を生けて持ち帰ることができた。生徒さんや先生方から温かい歓迎を受け、楽しい華道の体験をすることができた。

華道の授業

その後、放課後に茶道部の活動に参加した。浴衣を着せていただき、体験することができたので、非常にワクワクした。

他の部員と一緒に浴衣を着た際に、襟の合わせ方が間違っていることに気づき驚いた。実際に、浴衣や着物の襟が「左前」になるのは、死装束の作法に由来するものであり、正しいのは「右前」である。この間違いから日本の文化をもっと深く理解することができ、本当に忘れられない経験となった。

生徒さんたちに茶道の作法を実演していただきながら、先生からそれが何を意味するのか、どのような背景があるのかを詳しく説明していただいた。茶道の作法や動作は多岐にわたり、繊細で難解なものであるため、日本人の生徒さんでさえときどき忘れることもあったが、外国人である私に日本の誇り高い文化を見せるために、最後まで頑張って取り組んでくれたことは本当に感動的で、とてもありがたいことであった。

茶道では主人だけでなく、客も作法を理解する必要がある。たとえば、主人からお茶をいただく際に、客が茶碗を左から右に2回回してから飲むという作法は、茶碗の模様をしっかりと見て、その茶碗を作った職人に感謝するためのものである。

このような小さな行動にも深い意味があることに感銘を受けた。生徒さんたちの実演を観察し、また実際に帛紗を折り畳んでみたことから、茶道の作法を覚えることや習熟することは容易ではなく、むしろ長い時間と継続的な練習が必要であることを理解した。

茶道を体験

華道や茶道は日本で非常に有名な文化だが、それらが永遠に存在し続けることが保証されているわけではない。近年、後継者がいないため、何らかの文化が失われつつあるというニュースを時折耳にしている。そのような状況下では、華道クラスや茶道部などは文化の保護の形のひとつだと言える。このような授業や部活動があることにより、若い世代に伝統的な文化の美しさを伝えることができ、これらの文化が今後も世代を超えて受け継がれる可能性が高まることは喜ばしいことだと思う。

今回の国際交流で、日本とベトナムの人々がお互いの国の文化を共有し合う機会を持てたことは非常に興味深く、とても意義深いものであったと感じている。また、今回の体験は文化の多様性を尊重し、異なる背景を持つ人々との理解を深めるよい機会になった。特に蒲田女子高校の先生と生徒さんたちの心遣いは、私の心にとても良い印象を残した。

将来も引き続き多くの国際交流に参加し、ベトナムの素晴らしさを広めると同時に、他の国々から有益な知識を得ることを楽しみにしている。

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