活動紹介:地球人育成プログラム 外国人学生に対する研修プログラム

経済産業省こどもデー JAL折り紙ヒコーキ教室レポートハノイ貿易大学 グエン・ティ・タン・ホン

8月7日と8日、経済産業省(METI)で開催された「経済産業省こどもデー・JAL折り紙ヒコーキ教室」に参加する機会があった。これはJALが毎年METIで開催している、主に小学生を対象としたイベントである。このイベントでは、こどもたちに折り紙ヒコーキの折り方を教えてから、的入れゲームを楽しんでもらうものである。このような有意義なボランティア活動に参加することができて、とても嬉しかった。

まず、今回のMETIこどもデーの主な活動内容を紹介していきたい。このイベントは、JAL社員の協力の下METIで行われた。当イベントに参加しているJAL社員ボランティアの人たちは、折り紙ヒコーキ協会の紙ヒコーキの折り方の技術指導を受け、指導資格を認定された社員や、折り紙ヒコーキ教室に興味を持つボランティアであった。

8月7日と8日の2日間にわたって、初日は19人、2日目は14人のボランティアが参加した。このイベントに初めて参加する私とあと3,4人を除けば、全員、折り紙ヒコーキ協会の指導者資格を受けた准指導者と正指導者だった。パイロットや客室乗務員など、JALのさまざまな部署から来たボランティアだった。

イベントの開始時間の30分前にMETIの本館に集合し、全員の自己紹介が終わったら、折り紙ヒコーキ教室の準備や飾り付けを行った。

客室乗務員とパイロットは、制服を着用して参加することになった。パイロットや客室乗務員のような優秀な人たちと一緒に折り紙ヒコーキ教室に参加できることは、こどもたちにとって、本当に素晴らしいことだと思う。特に空で働く夢を持っているこどもたちにとっては、モチベーションや目標が高まるはずだ。私自身、このような優秀な人たちと一緒にボランティア活動に参加できることがとてもうれしかった。

イベントに参加するボランティアは、それぞれ異なる役割を担った。METIの本館の受け付けでこどもたちを迎える係と、教室をサポートする係だ。折り紙ヒコーキの教室では、こどもたちに折り方を教えたり、紙ヒコーキの飛ばし方を指導したり、的入れゲームで遊んでもらったり、お礼のプレゼントを渡したりした。それとともに、活動全体を監督する役割の人が2人いて、ボランティアが休憩を取ったときのシフトチェンジをサポートした。

次に、折り紙ヒコーキ教室で行われた活動について具体的に話していきたい。このイベントに参加すると、こどもたちにはJALのロゴマークが描かれた折り紙が2枚ずつ配られた。1枚は教室で折り、もう1枚は家で練習してもらう用だ。折り紙ヒコーキにはいろいろな種類があるが、当日は飛距離が最も長いイカヒコーキを折ってもらうことになった。

参加者が多いので、1人のボランティアが2~4人ほどのこどもと保護者のグループを指導した。参加者の中には、今回のJAL折り紙ヒコーキ教室に参加するのが2回目のお子さんもいる。これはこのイベントの魅力の証明ではなかろうか。イベントの初日は、ヒコーキの折り方や説明の仕方に自信がなかったので、客室乗務員と一緒にこどもたちに教えていた。しかし、2日目には自信を持って、1日中1人でこどもたちに折り方を教えることができた。

(前列右から2人目が筆者)

パイロットがこどもたちに折り紙ヒコーキの折り方を教えながら、こどもたちにヒコーキや航空産業について話しをしていたことは、面白いと感じた。彼らはこどもたちのヒコーキに対する理解を深めさせるとともに、空の話でこどもたちの興味を徐々に喚起した。

ひとつの紙ヒコーキを折るのに5分ほどかかるので、こどもたちは的入れゲームの所に移動し、自分が折ったヒコーキを飛ばしてみた。的入れゲームエリアは、練習と本番に分かれた。本番に100点の的に入れたお子さんにはJALの新型フラッグシップ機エアバス350をイメージしたステッカーをプレゼントした。ゲームにとても興奮して、楽しんでいたこどもたちの姿を見て、本当に嬉しかった。紙ヒコーキの折り方を教えている間、私はこどもたちと楽しく話し合った。時には、しきりに質問してくる子や、いろいろなヒコーキを折って見せてくれる子もいた。特に、あるお子さんからは、自分で描いたJALのヒコーキの絵をいただき、そのかわいらしさに、本当に幸せな気持ちになった。

(左端が筆者)

この2日間、参加者の多さにはきわめて驚いた。初日は約500人、2日目はさらに増えて約700人だった。こどもたちは、両親や祖父母と一緒にこのような面白い活動に参加できて、とても幸せだと思った。また、平日にもかかわらず、こどもたちと一緒に参加する保護者がたくさんいたことにも驚いた。これは本当に素晴らしいことだと思う。私がこどもの頃は、親が忙しかったので、いつも一人で遊んだり、学校のイベントなどに参加したりしていた。だから、このこどもデーは本当に有意義な活動だと思う。

一日の終わりには、イベントをより良いものにするために、全員が集まって、改善点について話し合った。例えば、初日が終わった後、どのように的入れゲームの練習に最適なスペースを確保するか、参加者にとって一番居心地のいい雰囲気を作るために、どのように協力し合って皆でサポートし合うか、という意見が出た。このイベントはうまく進行していたと感じたが、やはりボランティアの意見交換のおかげで、さらに充実したものになった。

このボランティア活動に参加して、JALの優秀な人たちと話す機会があって、とても嬉しかった。ボランティア全員が親しみやすく、応援してくださり、今回のボランティア活動に参加することは大変有意義なことであった。今後もこのような活動に参加する機会を楽しみにしている。

To PageTop